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このメールマガジンは、日本フィランソロピー協会主催のイベントにご参加
いただいた方および職員が名刺交換させていただいた方にお送りしております。
ご不要の方は、お手数ですが本アドレスまでご連絡ください。
===公益社団法人日本フィランソロピー協会(JPA)メールマガジン===
https://www.philanthropy.or.jp/
【毎月1日・15日発行(土日祝日の場合は翌営業日)】
==============2025-01-15================
今年11月に東京2025夏季デフリンピックが開催されます。聴覚障がい者(きこえ
ない、ききにくい人)によるオリンピックです。国際ろう者スポーツ委員会は国際
パラリンピック委員会と独立しているため、昨年のパリパラリンピックとは別の大会
です。今回は、100周年記念大会で、日本のデフアスリートは現在、陸上、テニス
などに出場予定です。
テニスはダブルスの種目もあり、プレーヤーは打球音やパートナーとの掛け声など
音を頼りにプレーはできないので、目で全てを判断してプレーします。そのため、
パートナーの特徴やスタイルを深く理解し、連携練習にかなりの時間を費やすそう
です。そこから、パートナーとの絆も深まり、きこえるプレーヤーと遜色ないプレー
ができるようになるようです。私もテニスのダブルをしますが、音や声のないプレー
と意思疎通(特にミスをした時)など想像できません。
一方、会場での応援ですが、今回の大会のためにサインエールという手話を活用した
応援がいくつも開発されました。きこえる人もきこえない人も一緒になって、同じ
気持ちで同じ動作の手振りをすることで観客席が一つになります。そしてプレーヤー
に動作を通して、熱い応援の気持ちが伝わります。
デフリンピックについては、多くの課題があるようです。大会の知名度の低さ、ろう
者自体についての認識、理解不足、競技資金(会場設営や競技活動)の不足などです。
観客の応援エールの可視化が話題になり、大会が盛り上がり注目されることが、こう
した課題を解消していくことに繋がると思います。今回は日本初開催です。プレーヤ
ーへの応援、音のない世界の熱い大会を体感するため、会場で是非、応援したいと思
います。
(新里勝浩)
■ INDEX =============================
・JPAからのお知らせ
・フィランソロピーニュース
・イベント
・募集
=【JPAからのお知らせ】=======================
<定例セミナー>
◆第428回 定例セミナー 1月17日(金)15:00 締切!
2025年最初の定例セミナーは、子ども支援の中核となっているこども食堂の現状
と課題について考えます。
こども食堂の数は昨年1万か所を超え、公立中学校数を上回りました。いまや子
どものみならず「地域の居場所」となっており、企業にとっても次世代育成支援
だけではなく地域貢献の拠点ともなりえます。こども食堂は子どもの貧困対策の
場と思われていますが、今は体験格差、大人との交流体験の貧困が問題視される
ようになってきました。運営に関してはボランティア頼みの団体も多く人的支援
も必要とされています。「食品会社ではないから…」「自分は食事が作れないから
…子ども食堂は関係ない場所」ではなく、多くの企業や多くの市民がなんらかの
力を発揮できる場所になっています。
そこで今回は、こども食堂に対しての企業の支援事例や運営事例を伺い、全国各地
の事業所の社会貢献・従業員のボランティア先を探ると同時に、こども食堂の更
なる役割や可能性について学ぶ機会といたします。皆さまのご参加をお待ちして
おります。
・タイトル:全国10,866件、公立中学校数を超え過去最高に
世代を超えた地域の居場所「こども食堂」で叶える
次世代育成と地域貢献
・協力:アクセンチュア株式会社
・日時:2025年1月22日(水)15:00〜17:00(14:45開場)
・会場:アクセンチュア・イノベーション・ハブ東京(東京・麻布)
・登壇者:<団体運営事例>NPO法人新座子育てネットワーク
代表理事 坂本純子さん、事務局長 竹内祐子さん
<企業運営事例>SOMPOケア株式会社
地域包括ケア推進部企画課 シニアリーダー 櫻井絵巨さん
<企業支援事例>公益財団法人キユーピーみらいたまご財団
事務局長 堀池俊介さん
・定員:40名
・詳細:https://www.philanthropy.or.jp/seminar/428/
◆第429回 定例セミナー
今求められる本とマンガを中心とした若年層の居場所づくりをテーマに、企業と
NPOから実践者をお迎えし、次世代支援の現場と可能性をお話いただきます。
その後、当協会の2025年度 従業員参加推進 次世代支援プロジェクト「マンガ
deエール」の概要をご案内いたします。
昨年(2024年)3月5日に、経済産業省より「文化創造基盤としての書店の振興
プロジェクトチーム」の設置が表明されました。人口減少、活字離れ、電子化など
厳しい環境に、減少の一途をたどる書店を救うためです。本を探すのは書店だけ
ではなく図書館やネットでも可能です。しかし書店の力は思わぬ出会いを創出で
きるところであり、その力を享受した経験のある方も多いのではないでしょうか。
今回は「本・マンガとの思わぬ出会いがもたらす力」を利用した、生きづらさを
抱える子どもたちの居場所づくりの事例を学びます。本やマンガとの出会いにより
日常の閉塞感から救われた事例、物語の中で共感体験を積み重ねることで自己肯定
感を育んだ事例やその背景にある子どもたちの状況などをお話しいただきます。
そこには、本・マンガとの出会いだけではなく、見守る大人たちとの出会いがあっ
たことがわかります。
4月からの2025年度に、JPAでは株式会社小学館集英社プロダクション、認定
NPO法人育て上げネットとの協働で「マンガdeエール」プロジェクトを立ち
あげます。本とマンガを寄贈するだけで次世代支援ができる、従業員参加の社会
貢献策としてぜひご活用ください。
・タイトル:思わぬ出会いが共感と生きるチカラを育む
若者たちを孤立させないマンガプロジェクト
・協力:株式会社小学館集英社プロダクション
・日時:2025年2月18日(火)15:00〜17:00
・会場:株式会社小学館集英社プロダクション(東京・神保町)
・登壇者:◎株式会社小学館集英社プロダクション
パブリックサービス事業部 山辺さおり さん
◎認定NPO法人育て上げネット
執行役員 井村良英さん
◎アクセンチュア株式会社
成長戦略グループ コーポレート・シチズンシップ 小泉香織さん
◎公益社団法人日本フィランソロピー協会
事業部 岩名紫野
・定員:40名
・詳細:https://www.philanthropy.or.jp/seminar/429/
<奨学金>
◆プロロジス 就活応援奨学金
一般財団法人プロロジス財団が社会貢献活動の一環として実施している、児童
養護施設出身で2026年春に就職活動に臨む学生を対象とした給付型奨学金です。
JPAは本プログラムに協力しています。
・締切:2025年1月31日(金)
・詳細:https://www.prologis.co.jp/press-releases/241128
<出版>
◆『共感革命〜フィランソロピーは進化する〜』
フィランソロピーを知りたい、学びたい、取り組みたいすべての方に。多彩な
内容が満載です。
・詳細:https://www.philanthropy.or.jp/30ans/publication/
=【フィランソロピーニュース】(順不同)================
◆1. パナソニック ホールディングス株式会社
荒川清掃活動ボランティアを実施
※JPAは協力をしています
・詳細:https://panasonic.co.jp/citizenship/activity/2024/12/post-323.html
◆2. 株式会社大和証券グループ本社
ボランティア推進に特化したNPO向け助成プログラムの公募を開始
・詳細:https://ssl4.eir-parts.net/doc/8601/tdnet/2546308/00.pdf
◆3. 全国労働者共済生活協同組合連合会(こくみん共済coop)
防災・災害に関する全国都道府県別意識調査を実施
・詳細:https://www.zenrosai.coop/zenrosai/topics/2025/31367.html
◆4. 株式会社クラレ
「ランドセルは海を越えて」2025年度の募集を開始
〜全国から使用済みランドセルを集め、アフガニスタンの子どもたちにプレゼント〜
・詳細:https://www.kuraray.co.jp/news/2025/250114
◆5. アサヒグループ食品株式会社
「世界の赤ちゃんにワクチンを」プロジェクト、2025年も継続実施
〜ワクチン接種活動の支援を通じて、赤ちゃんの健康に貢献〜
・詳細:https://www.asahi-gf.co.jp/company/newsrelease/2025/0106/
=【イベント】============================
◆1. サステナブル経営を実現する戦略的社会貢献とは?
〜社会課題解決と企業価値向上の両立を目指して〜
サントリーホールディングス株式会社や株式会社リコーの社会貢献活動の戦略的な
推進について学びます。
・主催:特定非営利活動法人エティック
一般社団法人World in You
・日時:2025年1月20日(月)18:00〜19:45
・会場:ユニ六本木ビル7階(東京都港区)
・詳細:https://etic.or.jp/news/2024/12/5551/
◆2. 身近な里山で何が起きている?
〜18年の市民調査で分かった里地里山の危機〜
18年間の調査で判明した里地里山の変化や、調査結果を活かした各地での保全の取り
組みが紹介されます。今後の里地里山生態系の保全のために何が必要かを考えます。
・主催:環境省生物多様性センター
・日時:2025年1月25日(土)13:30〜16:00
・会場:オンライン開催
・詳細:https://www.nacsj.or.jp/2024/12/43040/
◆3. 認知症1000万人時代!
「認知症になっても安心してまちに出られ、
自分らしくしあわせに暮らせる地域をつくるには!」
認知症についてそれぞれの立場(専門家・有識者)の皆さんが語り・集うシンポジ
ウムです。「認知症の人の外出」を話題としてとらえ、認知症にやさしい地域社会の
あり方とは何かを考えます。
・主催:新宿区立新宿NPO協働推進センター
・日時:2025年1月25日(土)13:30〜16:30
・会場:新宿区立新宿NPO協働推進センターおよび
オンラインのハイブリッド開催
・詳細:https://peatix.com/event/4232219
◆4. 2025ノウフクフェスタ@上野公園
「農福連携」の認知向上、そして理解と支援・取り組みの輪を広げるきっかけづくり
の場として開催されます。昨年は延べ3万人を超える方々が来場した大きなイベント
です。
・主催:一般社団法人ぶどうの木
・期間:2025年1月25日(土)〜26日(日)10:00〜17:00
・会場:上野公園噴水前広場(東京都台東区)
・詳細:http://truevine.jp/topics_details.php?info_id=55
◆5. 自死問題シンポジウム「生きごこちのいい社会を目指して」
毎年の自殺者数は2万人を超える状態が続き、若年層の死因の1位が自殺という状況
のなか、誰もが自死に追い込まれなくてすむ社会に向けて、私たちには何ができるで
しょうか。現代社会の構造的な課題を分析するとともに、人の死とは、生きるとは、
すべての人の心が軽くなる生きるヒントを一緒に考えます。
・主催:東京司法書士会
神奈川県司法書士会
・日時:2025年2月1日(土)13:00〜16:40
・会場:横浜市市民文化会館 関内ホール 小ホールおよび
オンラインのハイブリッド開催
・詳細:https://www.tokyokai.jp/news/2024/12/post-578.html
◆6. 「気候変動と防災」セミナー
治水の歴史から気候変動時代の防災を考える
気象災害が激甚化・頻発化する今、災害を「自分事」として捉え、備える意識が重要
です。大阪の地形や水害の歴史から先人たちの想いに触れ、気候変動時代に生きる私
たちができることを考えます。
・主催:大阪府
・日時:2025年2月9日(日)13:30〜16:00
・会場:グランフロント大阪北館タワーB 10階(大阪市)
・詳細:https://www.pref.osaka.lg.jp/moyo/o120020/000010.html
=【募集】==============================
◆1. WAM助成(通常助成事業)
民間の創意工夫ある活動や地域に密着したきめ細かな活動等に対して助成。
・主催:独立行政法人福祉医療機構
・締切:2025年1月27日(月)
・詳細:https://www.wam.go.jp/hp/r7_wamjyosei/
◆2. 自立援助ホーム支援助成
全国で事業を進める児童福祉にかかわる自立援助ホーム、ホーム協議会に対して助成。
・主催:真如苑
・締切:2025年1月31日(金)
・詳細:https://kobo.shinnyo-en.or.jp/jiritsu
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