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====公益社団法人日本フィランソロピー協会(JPA)メールマガジン====
https://www.philanthropy.or.jp/
【毎月1日・15日発行(土日祝日の場合は翌営業日)】
===============2023-10-16================
先日、社会福祉法人カリヨン子どもセンターにお誘いいただき、東京弁護士会と
豊島区(豊島区児童虐待防止普及啓発事業)共催のお芝居「もがれた翼」パート28
を観劇してきました。
子どもシェルターであるカリヨン子どもセンターでの事例を元に弁護士の先生方が
演者さんとして熱演されていました。お芝居のテーマである「子どもの声を聴く」を
中心に据え、権利擁護活動の重要性を訴えています。子どもたちが置かれたさまざま
な環境の中での心の叫び、周囲の大人への気遣いがとてもリアルに表現されていま
した。
一番大変なはずの子どもが、周囲の大人への気遣いから本当の自分の気持ちを伝え
られない状況に、胸が締め付けられる思いでした。同時に子どもの“話さない権利”
という言葉にもはっとさせられました。昨今、子どもアドボカシーという言葉を耳に
するようになりましたが、守られる存在の子どもの声を大人はどれだけ聴けているの
か。良かれと思っての行動でも大人の一方的な考え思い込みなのではないか。子ども
の声を聴くむずかしさを感じながらも、お芝居を通して、子どもの権利擁護の大切さ
を改めて強く実感しました。
2023年発足の「こども家庭庁」、2024年4月1日より改正される児童福祉法により、
子どもの権利を守るための支援が本質的に強化されることを望みます。そして私たち
大人自身も、子どもの声をできるだけしっかり受け止めることができるよう、心を
柔軟にしておかなければいけないなと、大いに反省した休日でした。
(関根美穂)
■ INDEX =============================
・JPAからのお知らせ
・フィランソロピーニュース
・イベント
・募集
=【JPAからのお知らせ】=======================
<理事長ブログ>
『理事長・高橋陽子のブログ』を更新しました。
第38回/農福連携事業
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<定例セミナー>
◆第412回定例セミナー
10月は、先の予測が困難なこの時代において、未来の羅針盤になると見直されている
「SINIC理論」を取り上げます。「SINIC理論」とは、オムロン創業者・立石一真氏が
1970年国際未来学会で発表した未来予測理論。パソコンやインターネットも存在しな
かった高度経済成長のまっただ中に発表されたこの理論は、情報化社会の出現など、
21世紀前半までの社会シナリオを、高い精度で描き出しています。現在は「最適化
社会」にあたり、2025年からは「自律社会」、2033年からは「自然社会」へと発展し
ていくことが予測されており、発表から半世紀を経たいま、世代や専門分野を問わず
「企業の公器性」の具現化を考える多くの企業人に注目されています。
社内外コミュニケーションにあたりSDGs経営のストーリーを考える際にお役立てく
ださい。一人ひとりが生きる喜びを持ち他者とともに自立共生社会を実現するため、
私たちはどのように行動すべきか、科学技術をいかにデザインするのかが語られた
この理論は必ず参考になります。ご参加をお待ちしております。
・日時:2023年10月19日(木)15:00〜17:00
・タイトル:未来を予測し、社会課題の解決に資するSDGs経営を目指す
〜個人と社会、人と機械、人と自然の最適解を
オムロン株式会社のSINIC理論に学ぶ〜
・登壇者:◎株式会社ヒューマンルネッサンス研究所(オムロングループ)
エグゼクティブ・フェロー 中間 真一さん
・方式:対面開催
・会場:株式会社丹青社(東京・品川)
・定員:先着30名
・詳細:https://www.philanthropy.or.jp/seminar/412/
・お申込み締切:2023年10月18日(水)12:00(正午)
◆第413回定例セミナー
11月は、百貨店、食品、商業施設事業等を手掛ける生活総合産業グループ、エイチ・
ツー・オーリテイリング株式会社の社会貢献組織である一般財団法人H2Oサンタ事務
局長 外間孝次さんに登壇いただきます。10年にわたる活動の中で、NPOの発掘や、
社外からの支援の輪を拡げつつ、社内広報をどう実践してきたのか、その際に向き
合った課題とその乗り越え方とは、等をお話いただきます。
バイヤーから社会貢献担当への転身、NPOなどとのネットワークづくり、顧客との
関係づくりとファンづくり、従業員ボランティアの参加呼びかけや野外イベントへの
出展など、グループ内外に支援の輪を広げてきたご経歴と実績から「良いことをして
いるのに伝わらない」を脱却する社内広報のコツを考えます。皆様のご参加をお待ち
しております。
・日時:2023年11月10日(金)15:00〜17:00
・タイトル:「社会貢献参画へのムーブメントのつくり方
〜‘H2Oサンタ’ 10年の歩みでわかった社内広報のコツ〜
・登壇者:一般財団法人H2Oサンタ事務局長 外間 孝次さん
・方式:対面開催
・会場:日鉄興和不動産株式会社(東京・溜池)
・定員:先着30名
・詳細:https://www.philanthropy.or.jp/seminar/413/
・お申込み締切:2023年11月2日(木)12:00(正午)
<イベント>
◆みんなで楽しむバリアフリー芸術祭2023
当協会は、従来障がい者の文化芸術参画を支援しています。その一環として、2025
年に開催予定の大阪万博の共創パートナーとなっています。
このたび、万博共創パートナーとしての活動である「バリアフリー芸術祭」を開催。
映画『さかなのこ』(日本語字幕+音声ガイド付き)上映と知的障がい者によるプロ
の和太鼓集団「瑞宝太鼓」の演奏を行ないます。皆さまと共に障がい者の目を見張る
個性とエネルギーで、さまざまな壁を乗り越える文化芸術を楽しみたいと思います。
参加費無料です。奮ってご参加ください。
・主催:一般社団法人全国手をつなぐ育成会連合会
独立行政法人日本芸術文化振興会
文化庁
公益社団法人日本フィランソロピー協会
・日時:2023年10月28日(土)12:30〜17:15
・会場:NEC 玉川ルネッサンスシティホール(川崎市)
・詳細:https://www.philanthropy.or.jp/expo/20231028/
※「かわさきSDGsパートナーまつり2023」と同時開催です。
かわさきSDGsパートナーまつりは、SDGsをテーマに、かわさきSDGsパートナーの企業、団体、教育機関と共に、パネル展示、ワークショップ、映画上映、音楽ライブ、ダンスパフォーマンスなどさまざまなプログラムを行なうイベントです。
・主催:NECプロボノ倶楽部
・日時:2023年10月28日(土)〜10月29日(日)
10:30〜16:30
・会場:NEC玉川ルネッサンスシティホールおよび玉川事業場公開空地(川崎市)
・詳細:https://nbono.org/kawasaki-sdgs-partner-fes-2023/
<研修プログラム>
◆社会課題から始めるWell-beingなまちづくり研究会<企業向け>
地域の課題を、行政、企業、教育機関、住民など関わるセクターと連携し、解決に
向けて自律的に動き出す次世代リーダー育成と協働プラットフォームづくりを目的と
した研究会を開催します。SDGs経営が謳われる今、セクター間の連携などを通して
新たな事業開発の在り方を探ります。昨年度、多摩地域の自治体職員向けとして開催
した本事業に、今年は企業向けプログラムを追加しました。企業向けプログラムがい
よいよ10月20日からスタートします。※ 第1回勉強会の時間が変更になりました。
・詳細:https://www.philanthropy.or.jp/tama/2023/
◆アステラス・スターライトパートナー
アステラス製薬株式会社では薬づくりという事業活動とともに社会貢献活動も重要な
企業活動であると考えており、患者さん・患者さん家族への支援として患者会支援
(スターライトパートナー)活動を行なっています。JPAはその主旨に賛同し「患者会
次世代リーダーのためのリーダーシップ・トレーニング・プログラム」の企画運営を
担当しています。
アステラス製薬株式会社のご担当者がその背景を語られていますので、ぜひご覧くだ
さい。
・詳細:https://www.astellas.com/jp/stories/starlight-partner
・トレーニングについての詳細:https://www.philanthropy.or.jp/astellas/2023/
<奨学金>
◆東京海上日動あんしん生命 給付型奨学金 受付中
疾病により保護者を失った遺児で、経済的理由により進学が困難な方への
給付型奨学金制度です。今年で8年目となります。
・締切:2023年10月31日(火)当日消印有効
・詳細:https://www.philanthropy.or.jp/anshin/
<助成>
◆田辺三菱製薬 手のひらパートナープログラム第12期 助成団体募集
難病患者の「生活の質(QOL)向上」のために、難病患者団体、支援団体が
実施する活動への助成金プログラムです。
・締切:2023年11月15日(水)
・オンライン説明会(要事前申込):2023年11月2日(木)12:00〜13:00
・詳細:https://www.philanthropy.or.jp/tenohira/
=【フィランソロピーニュース】(順不同)=================
◆1. 環境省
「自然共生サイト(民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域)」
として全国122か所を初認定
・詳細:https://www.env.go.jp/press/press_02179.html
◆2. サントリーグループ
TNFDフレームワークに基づく自然関連情報の試行開示を開始
・詳細:https://www.suntory.co.jp/news/article/14469.html
◆3. 三菱重工グループ
絶滅が危惧されるアカウミガメの保全調査を実施
・詳細:https://www.mhi.com/jp/news/23100503.html
◆4. 丸紅ロジスティクス株式会社、株式会社ファイントゥデイ、
ブリヂストンサイクル株式会社
3社連携による海上コンテナの共同利用を開始
〜環境負荷低減と2024年問題への取組みを推進し、持続可能な物流を目指す〜
・詳細:https://www.finetoday.com/jp/news/newsrelease/20231012/
◆5. 株式会社丹青社、株式会社電通ライブ ほか
イベントプロデュース5社で「サステナブルイベント協議会」を発足
・詳細:https://www.tanseisha.co.jp/news/info/2023/post-49016
◆6. 多摩信用金庫
お金の大切さを学べる書籍を「たましんRISURU文庫」として地元の小学校に寄贈
・詳細:https://ask-tamashin.dga.jp/news/pdf/831.pdf
◆7. 株式会社ファンケル、キリンビバレッジ株式会社
那覇市内の子ども食堂で食育活動を共催
・詳細:https://www.fancl.jp/news/20230082/news_20230082.html
=【イベント】============================
◆1. 北海道国際協力フェスタ
私たちはどう生きるか〜日本国内に求められる国際協力とは〜
入管法の成り立ちと対象となる人々への影響から誰もが住みやすい日本を考えます。
無知、無関心からの偏見をはじめ、国内にある国際協力の課題に向き合います。北海
道内の国際協力団体が集結する年に一度のフェスタです。
・主催:北海道NGOネットワーク協議会
・日時:2023年10月18日(水)19:00〜21:00
・会場:オンライン開催
・詳細:https://festa.hk-ngo.net/
◆2. LGBTQ+インクルーシブな組織とコミュニケーションの挑戦
LGBTQ+調査2023の結果と最新のLGBTQ+インクルーシブな事例を紹介します。
・主催:株式会社電通
・日時:2023年10月24日(火)14:00〜15:00
・会場:オンライン配信
・詳細:https://www.d-sol.jp/webinar-20231024
◆3. 社会課題への取り組みは事業強化へ活かせるか?
〜難民支援への取り組みからヒントを探る〜
難民支援が事業強化(顧客エンゲージメントの向上や、IR観点での企業価値向上等)
につながることを、事例やスピーカーセッションを通じて学びます。CSR、CSVに
興味のある企業の方はもちろん、事業部の方にも役立つイベントです。
・主催:株式会社SEAMES
・日時:2023年10月26日(木)18:00〜20:30
・会場:アクセンチュア・イノベーションハブ東京(東京都港区)
・詳細:https://peatix.com/event/3721135
◆4. 国際NGO合同イベント〜越える力、ジャパンNGO創業者たちの挑戦〜
医療、平和教育、公教育・・・さまざまな分野で社会課題に挑み続ける3つの団体の
代表者が国際協力について語る合同イベントです。
・主催:NPO法人SALASUSU
認定NPO法人テラ・ルネッサンス
認定NPO法人ロシナンテス
・日時:2023年10月28日(土)14:00〜15:30
・会場:北九州市立商工貿易会館
・詳細:https://ngo-event-20231028.peatix.com/
◆5. ローカルベンチャーから森林ベンチャーへ
〜厚真町の環境(ハード)と施策(ソフト)から考える森林の可能性〜
北海道厚真町の森をめぐり、森林の可能性について知見を深め共有するツアーです。
・主催:株式会社エーゼログループ
・日時:2023年11月6日(月)10:00〜17:00
・会場:北海道厚真町
・詳細:https://atsuma-note.jp/shinrin-tour-bosyu/
=【募集】=============================
◆1. ボーダレス芸術祭フォトコンテスト
ボーダレスな街づくりを目的に、こどもや子育て中の方々が撮影した写真を募集。
・主催:ぼーだれす芸術祭
・締切:2023年10月31日(火)
・詳細:https://art-borderlessfestival.jimdosite.com/
◆2. 環境保全プロジェクト助成
国内における、環境の実践的活動や普及啓発活動に対して助成。
・主催:公益財団法人SOMPO環境財団
・締切:2023年10月31日(火)
・詳細:https://www.sompo-ef.org/project/project.html
◆3. 年賀寄付金による社会貢献事業助成
地域や社会の課題解決に取り組む活動に対して助成。
・主催:日本郵便株式会社
・締切:2023年11月2日(木)
・詳細:https://www.post.japanpost.jp/kifu/
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このメールマガジンは、日本フィランソロピー協会主催のイベントにご参加
いただいた方および職員が名刺交換させていただいた方にお送りしております。
ご不要の方は、お手数ですが本アドレスまでご連絡ください。
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